2022年9月29日

医療事務 責任者(T.M)

インタビュー

スタッフさんが定年まで
働きたいと思ってもらえる現場に
することが私の目標です。
医療事務 責任者 Y.S

インタビュー

前職や入社の経緯、入社後のキャリアを教えてください
私は、不安を抱えて来院される患者さんに少しでも寄り添うことのできる受付業務の仕事が好きで、前職では総合病院で初診受付、外来受付、会計業務を務めました。

産休、育休後も家庭と仕事を両立し充実はしていましたが、より大きな大学病院で医療事務を経験してみたいと思うようになっていたところ出会ったのがリジョイスでした。

面接では、前職での事務経験を評価いただき入社を決めました。
まだ子供が小さかったこともあり、パートからのスタートでした。

入社後、5年間は、様々な診療科の受付業務を担っていました。子供の成長に合わせ、パートから正社員、リーダー、副責任者とステップアップしていきました。副責任者を2年間務めたあと、現場責任者のお話をいただき今に至ります。

現在の仕事内容について
現在は、ある大学病院の外来受付を中心に40名程度の医療事務現場の責任者をしています。外来受付は、患者さんの予約や受付、それに付随する事務手続きが中心でいわば医療スタッフとの架け橋になるような業務です。

責任者のミッションは「取引先のご要望にしっかりと応えていくために、良い組織をつくって、良い業務を行っていくこと」です。具体的には、「病院との折衝・調整」、「スタッフさんとの面接や面談、評価や勤怠といった労務管理」、「日々の業務で発生した問題の対応や改善策の検討」が三本柱です。

「予算や収支目標の達成」は一切求められないため、スタッフ一人一人とのコミュニケーションを大事にする時間が持てています。
現場スタッフから責任者になった私にとっては、収支を意識せずに「働きやすい現場づくり」に注力できる環境はとても合っているなと思います。


マネジメントで心がけていることは?
小規模な組織においては責任者ひとりでマネジメントすることも可能だと思いますが、40名規模となるとそうはいきません。自分ひとりで抱え込むのではなく、信頼できるリーダーさんと一緒になって現場を運営していくことがとても大事です。

リーダーさんには日常的な業務をお任せしています。たとえば、配属部署の業務管理やシフト管理、看護師さんとの連絡窓口、新しく入った新人スタッフさんの育成などをリーダーさんにはお願いしています。
リーダーさんとは定期的に打ち合わせを行って、情報の共有を行うとともに、「何かあったらすぐに声をかけてもらえる存在」になれるよう、日頃から頻繁にコミュニケーションをとっています。

責任者の仕事は、リーダーさんやスタッフさんに助けていただいてこそ成り立つものなので密に連携をとりながら進めていますし、気遣いや感謝の気持ちを持つことが何より重要と日々感じています。
スタッフさんが定年まで働きたいと思ってもらえる現場にすることが私の目標です。

インタビュー

仕事のやりがいを教えてください
現場に入っていた頃は患者さんから直接感謝の言葉をいただきそれが励みにもなっていました。今は、責任者という立場になってから仕事の相手が患者さんからスタッフさんに変わりました。

そのため、まずはスタッフさんを知ることから始めました。また、スタッフさんからの報告や相談を受けた際の受け答えにも気を配り、信頼関係を築いていきました。
その結果、スタッフさんから「働きやすくなった」という言葉をかけてもらった時が、今の私の喜びです。

ワークライフバランスはいかがですか?
スタッフさんからは、「この日は子どもの学校行事だから絶対に休みたい」「好きなアイドルのコンサートがあるから連休が欲しい」など様々な声が寄せられます。

私はこうした希望をできる限り尊重してシフトを調整するようリーダーさんにお願いしていますし、スタッフさんの残業時間は月に数時間以内なのでワークライフバランスを取りやすい環境かなと思います。産休育休からの復帰後に時短や出勤日数を減らすこともできるなど、その人の環境に合わせて柔軟に勤務シフトを組むことが十分に相談可能です。

私たちの仕事は「人ありき」なので、スタッフさんに気持ちよく仕事をしていただけるような環境づくりを心かげています。

私自身のワークライフバランスでいうと、「ON/OFFの線引き」をしっかり行うことでメリハリを付けています。子育ても終わり、最近は自分の時間が増え以前から興味のあった、ゴルフを始めました。




インタビュー

どんな人が向いていますか?
医療事務と聞くと「デスクワークで座っての事務作業」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、患者さんと接することがメインのお仕事ですし、医師や看護師の方々とチームで取り組むため、コミュニケーションがしっかりとれることが求められます。
特に受付は患者さんが来院されて一番、最初に声をかける場所です。患者さんは不安を抱えて来院されているので、そういった場面でも「気遣い」や「思いやり」を持って接することが出来る方は向いていると思います。

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